40代「家庭」と「お金」と「私のこれから」

子育てに「少しだけ」ひと段落した40代がいろいろ考えます。

1泊2日 家族旅行プラン【山梨・山中湖】

ゴールデンウィーク、車で一泊家族旅行に行きました。

旅行は行けば楽しいのですが、忙しい毎日の中、どこに行くか、何をするかを決めるのに結構労力を使います。

旅行には行きたいけど、計画を立てる時間がない!そんな人のモデルプランになればと思い、記録します。

 

 

結論、旅行プランはこれ!

1日目

9:15 鳴沢氷穴信玄餅パフェ

10:30 新倉山浅間公園

11:40 昼食(吉田うどん「はうす」にて)

12:30 山梨県立富士山世界遺産センター&センター内カフェ

14:30 山中湖畔の宿に向けて出発

15:10 チェックイン

 

2日目

10:00 チェックアウト そのまま帰宅

昼過ぎに自宅着

道中で見かけた不思議な形の雲



テーマ「子供が小学生だからこそ楽しめる場所」へ

山梨県は富士山、お寺、武田信玄富士急ハイランドや、美術館、アウトドアなど楽しめることがたくさんありすぎて、まず何をするか決めるのに苦労しました。
選択肢がありすぎて困ったので、天気があまり良くない予報だったこと、今の年齢の子供達と一緒だからこそ楽しめる場所、そして、人が多いところは避けたいという思いから、鳴沢氷穴に行き、信玄餅パフェを食べる!というところだけ決めて出発しました。
 

鳴沢氷穴

鳴沢氷穴青木ヶ原樹海の東の入口に位置し、年間を通して観光客がたえず富士五湖観光のひとつに数えられています。今から1150年以上前の貞観6年(864)富士山の側火山長尾山の噴火の際、古い寄生火山の間を灼熱に焼けた溶岩流(青木ヶ原丸尾)が流れ下ってできたのが、この二つのトンネル式になった洞窟です。
昭和4年に文部省の天然記念物の指定を受けてから世界に紹介され、地質学上、貴重な存在となっています。
ちなみに 鳴沢村の樹型溶岩群はスパイラクルの数では世界有数といわれています。

公式ホームページより引用

 

 
洞窟内に入る、ということで、ちょっとした冒険気分が味わえるかなというのと、信玄餅パフェがあれば洞窟にそそられない子もまあ楽しめるだろうということで選びました。
ハイシーズンは混んで駐車場に入るもの大変、という情報があったため、オープン時間の9:00着を目標に自宅を出発しました。
 
実際は全く混んでおらず、のんびり回ることができました。洞窟内の見学時間は15分程度で、信玄餅パフェと合わせてかかった時間は1時間程度でした。
 
洞窟から出てくる人が、5月にもかかわらずフリースやダウンを着ていたので、カーディガン程度しかもっていなかった我が家は焦ったのですが、寒くて困ることはありませんでした。
 
予想外にに早く終わってしまったため、急遽近場の観光地を探そうと思ったら、なんと電波が悪くスマホ使えない!旅行の計画用に図書館で借りていた観光情報雑誌が役に立ちました!

新倉山(あらくらやま)浅間公園

鳴沢氷穴から車で30分弱のところにある新倉山浅間公園は、桜の時期には五重塔と富士山と桜の写真が一緒に撮れるという、外国人にも人気の絶景スポットのようです。先ほど、スマホが圏外で慌てて読んだ観光雑誌で知りました。
 
鳴沢氷穴より人は多く、観光客の半分は外国人でした。ただ個人旅行者風の方たちばかりだったため、落ち着いて観光できました。桜はありませんでしたが、展望台で富士山と五重塔と町の景色をぼーっと眺めるという、ぜいたくな時間を過ごしました。
 
一つ、注意点です。駐車場から絶景スポットまで急な階段が続いています。ネットで検索してみると398段あるとのこと。途中、階段か緩やかな坂道か選べる分かれ道もありましたが、小さなお子さん連れの方など事前に調べてからいかれた方がよいかもしれません。
 

昼食 「はうす」吉田うどん

fujiyoshida.net

 
昼食はほうとうを食べる予定でしたが、なんとなくうどんの気分だったので新倉山浅間公園の駐車場で近場の吉田うどんが食べられる店を検索、「はうす」へ行きました。
 
たいして調べていかなかったのですが、行ってみて大正解!うどん、おいしい!安い!富士山目の前!席もたたみでゆったりできる!
 
特に山椒の薬味が絶品で、買って帰りたかったのですが、連休後半ということで売り切れで残念!テラス席ではワンちゃん連れでも食事できるようで、室内は私たち家族だけ、テラス席の方がお客さんがたくさんいました。
 
ちなみに、お隣が同じ「ハウス」という名前の喫茶店だったように見えました。そのおかげか、メニューにピラフやカレーがあり、うどんの気分じゃなかった子がピラフを注文しました。こちらもお安いのにおいしくてボリューム満点!山椒の薬味を買うのを口実に、また行きたいと思えるお店でした。
 
ちなみに、私たちは事前連絡なしで行きましたが、食事中、「空いていますか?」のような電話が何本か入ってるようでした。
 

山梨県立富士山世界遺産センター(無料!)&センター内カフェ

チェックインまではまだ早いため、「はうす」を出るときに、近場で観光できそうなところ、ということで選びました。
 
「はうす」からは車で約10分。ここ、ものすごく楽しかったです。ほんとに無料でいいの!?というような充実した展示でした。
 
富士山の壁画や展示物のほか、体験型の展示も多く、子供達も夢中でした。動画での富士登山体験があり面白かったらしいのですが、私は見逃してしまいました。展示のほかにフロアの中心にある「富士山ライブラリ」では、富士山に関するいろいろな本が読めます。分厚い専門書もあれば、「ドラえもん世界遺産クイズ」ゴジラなど特撮関係の本、エルマーの冒険シリーズの絵本もありました。
 
私たちは富士山ライブラリで1時間以上費やしました。子供達もそれぞれ気になる本があったようで、帰り際もまだ読みたい~という感じでした。
 
ちなみに、私だけかもしれませんが、この施設の面白さ、公式ホームページからはあまり伝わってこなかったので、あまり期待はしていませんでした。でも、旅行サイトなどの口コミなどみてもらうと良い口コミが多く、施設の雰囲気もわかるかもしれません。お天気が良くないときや、少し時間が余っているときに立ち寄っても十分楽しめると思います
 
「こんな充実した施設が無料でたのしめるなんて、なんだか申し訳ない!」という思いもあり、センター内のカフェでソフトクリームや、またまた信玄餅アイスを食べました。青と白のコントラストがかわいい富士山ソフトクリームは、青い部分が「バラ味」だったため、苦手な方もいるかもしれません。私はおいしくいただきました。ほかにもハンバーガーや「青いカレー」などもあるようです。

 

山中湖畔のお宿に到着。宿を選ぶ基準は?

富士山世界遺産センターから車で30分位で到着しました。今回は勤務先が提携している宿に宿泊しました。宿名などについては割愛させていただきます。

 

我が家は宿泊先を決める時に重要視していることがあります。それは、卓球、ビリヤード、ボードゲームなど、宿泊先で楽しめるものが(できれば無料、または低価格で!)りようできるかどうかです。むしろ子供達は観光なんかより、卓球やビリヤードが楽しみで旅行に来ている節もあります。以前宿泊したホテルでは、昔のゲームなどが公共の場に置いてあって、無料で遊べるところもありました。我が家は1番上はもう中学生なのですが、ゲーム機が自宅にありません。なのでこういう機会に遊ばせてもらえるのが特別感があって楽しいようです。

 

今回も夕飯前、夕飯後、そして翌朝チェックアウトの前もビリヤードなどで遊び倒しました。観光ばかりしていると疲れてしまう我が家には、これくらいでちょうど良いようです。

夕方の山中湖と富士山



まとめ

結果、のんびり、ゆっくり、お金もそんなにかからず楽しめたプランになりました。天然記念物の鳴沢氷穴や富士山世界遺産センターなどで子供達の体験や学習にも役立つかもしれない旅行になったと思います。

 

旅行、楽しみだけど計画がめんどくさい。でも失敗したくない!そんな方の参考に、少しでもなれば幸いです。

 

長文、読んでいただきありがとうございました。