40代「家庭」と「お金」と「私のこれから」

子育てに「少しだけ」ひと段落した40代がいろいろ考えます。

小説の挿絵に目を奪われた話

人間ドックの待ち時間に、Kindleで読書をしていました。その時に、ページを送ってイラストが現れた時に、「なにこれ!」と心の中で叫ぶほど、目を引いた挿絵がありました。

 

Kindleで白黒の挿絵、パンケーキやドリンク、アイスクリームが書かれているのですが、白黒なのに美味しそう(決して私がドックのために朝から何も食べてない時に見たからそう思ったわけではないですよ)。ただリアルなだけじゃなくて、キラキラしつつ、ちょっとレトロな感じもしつつ、とにかく小説を読み始める前にイラストをしばらくみていました。

 

 

その小説は「満月珈琲店の星詠み (文春文庫)」です。作者は望月麻衣さんという方です。

何かに迷ったりしている登場人物の前に突然現れ、その時のその人に合ったメニューを提供してくれる、満月珈琲店。そのメニューのイラストが本の中に書かれているのです。

 

イラストを描いたのは、桜田千尋さんという方のようです。ネットで検索すると、ポストカードなども販売されていました。Amazonなどで検索してみてください。ポストカードのイラストなどたくさん見ることができます。

 

夜空のような藍色の背景に、クリームソーダやアフォガード、パンケーキ。「美味しそう」だけじゃなく、きれいで、あたたかくて、きれいで(2回言った)いつまでも眺めていられます。

 

小説も占星術をモチーフにしたストーリーで、どこか不思議な雰囲気がありつつ、ほっこりできる小説でした。占星術、今まであまり関わる機会のなかったジャンルですが、ストレングスファインダーなど自己理解を深めることにアンテナが立っている今の私には、ちょっと気になる内容でした(私もマスターに『星詠み』してほしい)。

 

どちらかというと、シンプルな動物モチーフなどのイラストが好きなので、自分が、食べ物を描いたイラストにこんなに心を奪われるとは思ってもみませんでした。このイラストを見るとちょっと気持ちが上がります。こうやって、これが好きだって自覚できるものが増えるのは、いいですね。生活が潤う感じがします。

 

あなたも、もしよかったら、ネットで検索するか、本屋さんで小説を見てみてください。私と同じようにイラスト素敵だなって思ってもらえたら嬉しいです。