40代「家庭」と「お金」と「私のこれから」

子育てに「少しだけ」ひと段落した40代がいろいろ考えます。

【図書館で借りよう】名作をゲーム感覚で楽しめる「アートの中でかくれんぼシリーズ ルーヴル美術館でさがせ!」

 私は図書館が大好きで、2週間に1回は必ず足を運びます。職場から近いこともあり、お昼休みにササっと行くことが多いです。

図書館滞在時間を長くとれないため、自分や家族が読みたい本をネットで予約し、最寄りの図書館に届いたら取りに行くという使い方をしています。

が、今回、自分で予約はしなかったけれども図書館で出会えた素敵な本があったので紹介します。また、後半では、私なりの図書館で素敵な本に出合うコツもお伝えしたいと思います。

なんと、ルーブル美術館公式!

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表紙を見てひとめぼれでした。美術作品に興味がないことはないけれど、画集を借りたり読むほどではない…。そんな私でも、中を見てみたくなりました。しかもどうやら子供向け!美術品のなかに「青いカバ・ヒッポ」が隠れており、それを探しながら美術品をじっくり見られるような仕組みです。

 

中を開くと1ページに1つの美術品、大きなものは見開きで写真が掲載されています。その中にヒッポが隠れていて、場所によってはなかなかシュールです…。

 

本の後半には「答えと解説」として、ヒッポの隠れている場所の答えと、美術品の解説が短くされています。解説の漢字にもルビが振ってあり、子供でも読めるよう工夫されています。

大人目線の感想

面白かったです!知らない作品もたくさんありますが、ちらほら教科書で見たような作品も出てきます。堅苦しくなく、ただただ、作品の写真をパラパラめくるだけで十分楽しめます。

母親目線の感想

自分が子供のころは美術品などに全く興味がなかったくせに、自分の子どもには質の良い美術品に触れる機会も与えてあげたい。でも「騒がないかな」「作品に触りに行ったりしないかな」などど心配しながら美術館などに連れて行くのは気が引ける(結局イライラして「普通に公園行っとけばよかった…」と思うのが想像できてしまう…)。

そんな母親の下心を十分満たしてくれる本です。

weezn家の子供たちの反応

借りてきた本はあえて子供たちに説明せず、リビングの目立つところに、表紙が見えるよう立てかけています。今回も借りてきた本をいくつか並べたところ、すぐに、「なにこれ!」と手に取ってくれました。

パパも含め、保育園児から小学校高学年の子まで、みんな面白がってヒッポをさがしていました(美術作品に興味を示したかは定かではありません)。

でも、高学年長女にお母さん、『オルセー美術館でさがせ!』も借りてきて!」とリクエストされました。

長女の口から「オルセー美術館」が飛び出したことにビックリ!本の最後にほかの美術館の「アートのなかでかくれんぼ」があることが書いてあったようです。早速、ウェブ予約をしました。

図書館で”時間をかけず”素敵な本に出合うコツ

これは、「今日返却された本」の棚を見ることです。正式名称はわかりませんが、返却の処理が済み、あるべき場所に戻される前の本が置いてある棚です。すべての図書館にあるのかわかりませんが、私が利用した図書館にはだいたいありました。

短いお昼休みに図書館に予約した本を取りに行くついでに、「今日返却された本」の棚だけざっと見ます。すると、ほぼ毎回、面白そう!と思う本が見つかるので、それを手に取り、予約した本と一緒に貸し出し手続きをします。感覚的には「ジャケ買い」です。本の見た目で「おっ!」と思えば借りてきます。図書館なのでつまらなかったらそのまま返却するだけでOKです。

 

 

 

今回のように、気に入った本がシリーズ化されていれば、ほかのものも読んでみたくなります。オルセー美術館でさがせ!また届き次第、レビューしたいと思います。